ジョブホッパーが注意すべきポイントを説明します

介護の分野から見たジョブホッパー

ジョブホッパーとは、転職を繰り返す人を指す言葉です。具体的には、転職を3回以上繰り返したり、半年や1年以内で職を変えている場合に当てはまります。履歴書を見れば職歴が分かるため、すぐにジョブホッパーだと分かる人もいます。採用する側もこういう人に対しては慎重になってしまうところがあり、退職した理由が人間関係であればますます敬遠されがちになってしまいます。

しかし、介護の職場ではこのような人が求人に応募してくる場合が珍しくありません。特に、今までのキャリアを大幅に変更してくる場合が多く、キャリアの変更も採用側からすれば敬遠の理由になるのですが、介護の職場では問題視する傾向は少ないのです。実際に、中途採用はほとんどがキャリアを変更する人であり、福祉に興味を持っているだけでも歓迎される場合もあります。
また、介護の職場によって勤務待遇があまりよくないところもあるので、いい待遇を求めて転職する人も多いのです。

福祉や医療は人材の出入りが激しいことから、ジョブホッパーの特徴を持つ人は意外とたくさんいます。無理をせずに自分のキャリアに合ったところで有意義に働く意思は、ある意味賢くアクティブな人材として見ることもできるでしょう。けれども、あまりに転職経験がありすぎたり、キャリアの変更を何回もしている人は、介護の職場であってもふさわしくないと判断されてしまう可能性があります。面接で転職理由を聞かれたときは、マイナスよりもプラスな理由をはっきりと答えていくと印象も違ってくるはずです。

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